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京の地蔵盆

8月16日の豪雨には参りました。

甲子園が豪雨で田んぼのようになった1時間後、
私の家でも雷が鳴りはじめ、
突然大粒の雨が音を立てて降りはじめました。

上空から巨大なシャワーを全開にしたような、
地面をたたきつける大変激しい雨でした。

私は車で医院で向かっていましたが、
雨のため視界は極めて不良で、
多くの車がヘッドライトを点けのろのろ走っていました。

ほんの少ししか歩いていませんが、
医院にたどり着いた時には、
ずぶ濡れになっていました。

私は医院の入り口で裸足になり、
更衣室まで裸足でペタペタと歩き、
院内用の靴にたどり着いたのでした。

診察を終えた頃には、雨は小康状態でしたが、
丸太町通りの烏丸から河原町の間は、
道路が浸水し通行止めになっていました。
(下水管の破裂だったようです)

心配された当日夜の五山の送り火は、
雨も上がり予定通り行われました。
京都のしぶとさを感じました。

●
翌日の17日は、
医院の町内の地蔵盆でした。
今年は私のところが当番でした。

朝早くから町内の方が集結し、
当院の駐車場奥の発熱者専用診察室に、
祭壇を設置していただきました。

最近までは町内の子供も少なくなり、
主役抜きのお地蔵さんになりかけていましたが、
ここ数年で子供が増えてきました。

心配された雨も何とか降らずに、
午前中に「スイカ割り」を行い、
大いに盛り上がりました。

野球用のプラスチックバットでたたくのですが、
硬いスイカはびくともせず、
最後は普通に包丁で切り分けみんなで分けました。

海岸ではりませんが、
蒸し暑い中屋外でスイカを頬張るのは、
なかなか懐かしくて美味しく感じました。

午後からは数珠まわしを行い、
おやつを食べ輪投げをしました。

この時も町内の方が多数来られて、
子供たちに歓声をあげておられました。
昔懐かしいほのぼのとした時間でした。

私が幼少のころは、
2日間にわたり行われたお地蔵さんも、
今では1日に縮小されています。

それでも近所のつながりが薄くなった最近でも、
このような行事が守り続けられているのは、
いかにも京都らしいと思われます。

年に一度の交流ですが、
人とのつながりは大切だなと、
考えさせられました。