お盆を過ぎたあたりから、
暑さは少し和らいできたでしょうか?
朝夕は気温も低くなっています。
皆さんは体調はいかがですか?
季節の変わり目です、
今年は気温の変動が激しいですので、
ご自愛くださいませ。
といいながら、
私ごとではありますが、、、
8月初旬より、
左耳に軽い痛みを感じておりました。
当初外耳道炎かな?
放っておいたら治るかな?
なんてお軽く考えておりましたが、
予測に反して、
少しずつ痛みは強くなりました。
抗生剤をのみ始めましたが、
痛みは耳を越え、下あごまで及びました。
やがてあごの関節が痛くなり、
堅いものが噛めなくなってきました。
特殊な菌が感染したのかなと思い、
さらに抗生剤を変更し効果を見ましたが、
たいして改善する気配がありません。
夜寝ているときまで、
痛みを感じるようになりました。
どうやら自分では治せないようです。
外耳道炎をこじらせて炎症が拡がると、
骨まで感染し難治性の病気になることもある、
などと恐ろしい記載もあります。
あきらめて耳鼻科を受診しました。
耳鼻科にかかるのは、
小学生のアレルギー性鼻炎以来かもしれません。
どんな所見かわくわくしていましたが、
意外にも外耳道は炎症を起こしていることは無く、
痛みは耳から来ているとは考えにくいとのことでした。
初めから外耳道炎ではなかったようです。
これで骨まで溶けることはなさそうで、
少しほっとしましたが原因がわかりません。
このあたりなると、
自分は一患者さんでしかありません。
専門の医師の診察はとてもありがたいものです(笑)
その先生からは、
歯やあごの関節の問題かもしれないといわれ、
その続きに歯医者さんを訪ねました。
歯科では上下のあごのレントゲンを撮り、
虫歯や歯周病ではないだろうといわれました。
やはり原因は感染症ではないといわれました。
左の顎関節症ではないかと診断されました。
病名は知っていましたが、
あまりなじみのないものです。
顎関節症とは、
物を噛んだり、口を開閉する際に、
咀嚼筋に痛みや違和感を感じたり、
関節自体の痛みや雑音で口が開きにくくなったり、
その両者が混在したりする病状をさします。
説明が分かりづらいかもしれませんが、
あごの関節やそれに関係する筋肉の痛みがあれば、
総じて顎関節症と呼ぶそうです。
顎関節症の原因は様々あるようで
噛み合わせの異常、関節の骨の異常、
精神的ストレス、疲労、などがあげられます。
また、片方の歯でものをかむ習慣があったり、
歯を食いしばる、歯ぎしりなどの、
その方のくせや生活習慣でも起こるそうです。
わたしはストレスは多い方ではありませんが、
ものを考えたり人の話を聞iいたりするときに、
口をぎゅっと閉じる事があるようです。
歯ぎしりはしないと妻が言っていたので、
おそらくそのようなところからきているのでしょう。
治療はマッサージ、ストレッチ、マウスピースなどで、
80-90%くらいの方は良くなるそうです。
手術はあまり行われないようです。
私もマウスピースを作ってもらい、
寝ているときだけはめていますが、
徐々に改善してきました。
食事がおいしく食べられるようになり、
当たり前のことが普通に行える、
健康である幸せを改めて感じています。
そして私の経験値も少し上がりました。
これから顎関節症の方が来られたら、
正しく診断できるのではないかと思います。
・・・ということでしばらくは、
外来で話を聞いているとき、
口が開いているかもしれません。
その時はボーとしているのではなく、
顎関節症の治療中とお考えください。




