9月に入りだいぶ涼しくなりました。
日中はまだ少し蒸し暑いですね。
これからだんだん秋が深まると、
また風邪がはやりそうです。
皆様も季節の変わり目、ご注意ください。
さて当院は肛門科も標榜しています。
実は肛門科という標榜は最近はできなくなり、
肛門内科か肛門外科、
あるいはその両方かを標榜します。
肛門を診察しお薬を出すのが肛門内科、
手術や注射までするのが肛門外科です。
当院は簡単な日帰り手術を行っているので、
肛門外科になります。
もちろんお薬だけの治療でも構いません。
以前私が外科医をしていた10年ほど前は、
痔の治療と言えば、
ほとんどが手術室で切除する治療でした。
ところが、今はジオンという硬化剤を用いた、
注射による痔核硬化療法が、
少しずつ増えてきました。
治療は肛門鏡という器具を挿入し、
麻酔の注射などは無しに、
痛みのない粘膜への注射となります。
そのため治療中も治療後も、
痛みはほとんどありません。
注射した部位を指でマッサージするときの
不快感があるくらいです。
術後もたまに腫れてしまう方もおられますが、
ほとんどの方は翌日、
ケロッとした顔で診察室に入ってこられます。
従来の痔の治療と大違いです。
基本的に入院も要らないのですから。
経済的にもよろしいかと存じます。
ただし、どの治療でもそうですが、
術前にきちんと診断し、
適しているか判断しなければなりません。
外痔核が見られる症例などは、
この治療だけでは治らないこともあますので、
術前の評価が非常に重要になります。
どのような治療が一番適しているか、
当院では詳しく説明し、
必要に応じて注射療法を行っております。
出血や痛み、
痔が飛び出してくるなどの症状がある方は、
一度診察にいらしてください。




