京都の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院 京都市上京区

医療法人博侑会 吉岡医院
診療時間 午前9時~/夜診17時~
婦人科は夜診なし
休診日 木・日・祝/土(午後)
※令和5年7月より木曜日は
 休診日となりました
  • お問い合わせ

    075-451-0164

婦人科診療

当院の婦人科では下記の治療を行っております。

子宮がん検診

子宮頸がんは20〜30代女性で一番多いがんです。症状がなくても、20歳以降は定期的に検診をすることが重要です。

京都市子宮頸がん検診

対象者: 20歳以上の市民/2年に1回
受診料金: 1,000円
検査方法: 子宮頸部細胞診

  • 超音波検査をご希望の方はオプション 2,200円で実施可能です。
  • 基本的にクーポン等の必要はありません。直接受付で「市の健診」とお伝えください。
  • 20歳の方は受診料金 0円です(クーポン持参してください)。
  • 不正出血、過多月経などの症状がある方は、保険診療での診察が可能です。受診時にご相談ください。
  • 子宮がん検診は予約の必要はありません。

婦人科自費健診

種別 金額(税込)
子宮頸がん検診 4,950円
子宮体癌検診 6,050円
超音波検査 4,400円
頸がん検診 + 体癌検診 + 超音波検査 13,200円

月経痛

月経痛を我慢していませんか?
多少の月経痛があることは異常なことではありません。しかし、中には子宮筋腫や子宮内膜症といった婦人科疾患が月経痛の原因であることもありますので、一度普通の月経痛かどうか相談されることをお勧めします。特に病気と診断されなくても、鎮痛剤や月経困難症治療薬など、月経痛を緩和する方法がありますので我慢せず気軽に受診してみてください。

  • ヤーズ・ヤーズフレックス…………月経困難症治療薬
  • ルナベル………………………………子宮内膜症・月経困難症治療薬
  • ディナゲスト…………………………月経困難症治療薬

月経不順・無月経

月経不順、無月経、周期が短いなどの症状が続くときはご相談ください。採血などで原因を検索し、必要があればホルモン治療などを行います。

過多月経

月経量は平均 80ml/ 日で 140ml 以上が過多月経と言われていますが、実際には定量は困難です。ポイントとなってくるのは「貧血の有無」「月経量が多くて困っているか」ということです。
原因には子宮筋腫やポリープ、子宮内膜症、子宮腺筋症などがあります。過多月経の治療にはホルモン剤を使用する薬物治療と、手術などの外科的治療があり、症状や妊娠の希望を考慮して選択します。

不正出血

月経以外の性器出血を不正出血と言い、不正出血を認めたときは婦人科を受診することをお勧めします。

排卵期出血

生理と生理の間の排卵の時期に起こる出血で、病気ではありません。毎月の排卵期出血はピルなどで改善することができます。

器質性出血

  • 妊娠に関係するもの(流産、子宮外妊娠など)
  • 子宮がんなどの悪性疾患
  • 子宮の良性疾患(子宮のポリープ、子宮筋腫など)
  • 子宮や膣の炎症(子宮内膜炎、膣炎、性感染症など)
  • 性器の外傷
  • 性器外出血(痔核や出血性膀胱炎など)

機能性出血(ホルモン異常による子宮出血)

長期間または出血量が多い機能性子宮出血の場合は、ホルモン剤や止血剤で治療を行います。

子宮/卵巣の病気

子宮筋腫

成人女性4人に1人に認められるといわれるほどポピュラーな疾患で、子宮にできる良性のこぶのようなものです。悪性化することはほとんどありませんが、女性ホルモンにより発育し、筋腫の発生場所によっては過多月経や圧迫症状を呈してきます。筋腫の大きさ、筋腫の場所、貧血の重症度、年齢、妊娠の希望などにより薬物治療(ホルモン治療など)や手術治療を選択します。

子宮内膜症

子宮内膜やそれに似た組織が、本来の場所ではない子宮内腔以外に発生する病気です。20〜30代で発症することが多く、月経痛、性交痛、不妊の原因となります。
チョコレート嚢腫(卵巣の子宮内膜症)や子宮腺筋症(子宮筋層内の子宮内膜症)などがある場合は月経痛の症状は月経のたびに増悪していきます。月経痛がある場合は子宮内膜症の有無を確認するためにも診察をおすすめします。
治療は、ピルをはじめ様々なホルモン療法があります。薬による治療効果が見られない場合や、病気が進行する場合は手術治療をお勧めすることもあります。

卵巣のう腫

卵巣が腫大する病気で様々な種類があります。9割以上が良性の卵巣のう腫ですが、大きい場合や大きくなるスピードが速い場合は良性でも手術治療が必要です。また、大きくなる途中で悪性の卵巣癌が発生することもあるので、小さな卵巣のう腫でも必ず経過観察は必要です。

子宮脱

骨盤の中にある子宮、膀胱、直腸などの臓器は骨盤の底にある「骨盤底筋群」によって支えられています。骨盤底筋群とは、骨盤の底にある筋肉、筋膜、靭帯などで形成され、骨盤内の臓器をハンモックのように支えています。加齢によって骨盤底筋群の働きが弱くなると、重力に従い骨盤内の臓器が下垂し、膣内に下がってきます(子宮下垂)。最初のうちは自覚症状はありませんが、やがて膣から飛び出すようになると子宮脱となり、外陰部違和感、排尿困難、排便困難など様々な症状を感じるようになります。

主な治療法

骨盤底筋群体操
骨盤底筋群を鍛える体操を根気よく継続しましょう。
ペッサリー治療
膣からリングペッサリーを挿入・留置し子宮の位置を元に戻します。膣のサイズに合ったペッサリーを挿入することが重要です。ペッサリーは痛みもほとんどなく、外来で挿入・交換が可能なのでよく行われる治療です。
手術治療
悪化して完全に子宮が脱出している場合、ペッサリーでも治療が難しい場合などは膣式手術を行うこともあります。この場合は、患者様の希望に合わせて病院を紹介させていただきます。

おりものの異常

かゆみがある、臭いがする、色がおかしい、量が多いなど症状があるときは受診をお勧めします。 細菌性膣炎、カンジダ膣炎、トリコモナス膣炎、萎縮性膣炎などの可能性があります。

婦人科感染症

  • 性感染症(クラミジア、梅毒、HIV など)
  • カンジダ膣炎
  • トリコモナス膣炎
  • 尖圭コンジローマ
  • ヘルペス外陰炎

更年期障害

不妊治療

基本的なホルモン検査、超音波検査を行い、タイミングなどのアドバイスを行います。専門的な検査や治療が必要な場合は相談のうえ、高次不妊治療施設をご紹介させていただきます。

  • AMH(抗ミュラー管ホルモン)
卵巣内にある前胞状卵胞や顆粒膜細胞から分泌されているホルモンで、「その数値は卵巣内に残されている卵胞の数を反映する」とされています。「卵巣予備能力検査」や「卵巣年齢検査」という名称で呼ばれることもあります。簡単に採血で測定できます。

検査費用  7,700円(税込)

産科診療

妊娠の確認

正常妊娠かどうかの確認をします。子宮外妊娠や胞状奇胎などの疾患を除外する必要がありますので、妊娠反応が陽性になったら一度受診をお勧めいたします。

初期~中期の妊婦健診

当院では分娩は行いませんが、母子手帳のクーポンを使った妊婦健診を行っております。里帰り分娩など予定されている方はご相談ください。

流産手術・中絶手術など