京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院
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金沢城下町ハーフマラソン2012

2012年9月11日

残暑厳しいですが、皆様お変わりございませんか?
当院は先週末から、冷房が停止しております。

今までたびたび故障していたのを
無理やり修理していたのですが、
とうとう、致命的な故障が起きてしまいました。

9月上旬が過ぎ、もう少しで涼しくなる手前、
大変皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、
一部稼動するエアコンと扇風機でしのいでおります。

夏が終わるとマラソンのシーズンが始まります。
というのも暑い中走るのは危険なので、
夏の間はマラソン大会がぐっと少なくなります。

今シーズンの最初のレースは、
9月9日、石川県金沢市で行なわれた、
金沢城下町ハーフマラソンでした。

残暑厳しいですし、わざわざ金沢まで来て
完走できないのは、ちょっと情けないので、
タイムにはこだわらないことにしました。

当日は週間予報で雨の予報でしたが、
残念ながらいい天気になり、気温は30度を越えました。
レース前半はかなりスピードを押さえて走りました。

1キロ5分30秒位で走ろうとある程度決めていたので、
老若男女に抜かれようとも焦らず、
10キロ地点を56分ぐらいで通過しました。

予想通り、この時点で余力があったので、
折り返しの12キロすぎよりペースを一気に上げ、
1キロ4分40秒くらいで走りました。

私にとっては、全力疾走しているようなスピードです。
到底持続しませんが、スピードが落ちた前のランナーを
面白いほど抜くことができます。

100人以上抜いたと思います。
ここが勝負というか、ここしか頑張るところが無いので、
いけるところまで行くと決意します。

週末に1人金沢まできて、マラソンなんかに出て、
家族に申し訳ないから頑張ろう・・・、普段は思いませんが、
無理やりモチベーションを高めました。

やはり残り2キロの地点で力尽き、
そこからゴールが遠かったこと・・・。
でも最後まで歩くことなく完走しました。

やはり気温30度を越える消耗戦、
記録はハーフマラソン3回目で最低でした。
でも、完走できたので満足しています。


金沢には、前の職場で一緒だった後輩医師がいて
現在は留学中なので会えませんでしたが、
金沢の魚のおいしいお店を教えて貰いました。

彼は、「あげは」というお店が安くておいしいですよ、
1人でも良く行くお店です、と教えてくれました。
お勧めは「あげは御膳」で、1000円ですとのこと。

さすがに金沢まで行って1000円の晩御飯では、
何か行った甲斐が無いような気がしましたが、
念のため予約して伺いました。

お店は小さく、カウンター席のみです。
私が行ったときにはもう2席しかなく、
すぐ後にとなりのグループの1人が遅れて来て、
あっという間に満席になりました。

カウンターにいる大将と奥さんは本当に癒し系で、
「○○先生の友達か、よく来たなー、
腹いっぱい食って行きーや」と声をかけてくれました。

あげは御膳は、お刺身の盛り合わせ(トロもあり!)、
煮物、あんかけの海鮮まんじゅう(好きなのを選ぶ)、
目の前であげるさつま揚げ、魚のキムチ、などなど
盛りだくさんで、ご飯はお代わり自由でした。

お刺身が、本当においしくて、驚きました。
これは値段が安いから賑わっているのではないな、
本当においしいから食べに来てるんだと思いました。

練り物が名物らしく、自家製生かまぼこや、さつま揚げ、
どれをとっても今まで食べた中で一番でした。
大将は、「どーだ、うめーか、そら良かったー」といいます。

最後はキムチをご飯に載せ、
だし茶漬けとして振舞ってくれます。
おなかいっぱいで、ちょっきり千円。信じられません。

翌日昼、レースが終わって、また立ち寄ってみました。
やはり満席に近い状態でしたが、入れてくれました。

「もう、お刺身は全部出ちまった、何にも無え」
といいながら、ありあわせのものでよかったら作ると
言ってくれました。

で、できたのが海鮮鍋。
甘エビ、ホタテ、タコ、マツタケ、白ねぎなどが入ってます。

これに昨晩と同じ、
あんかけの海鮮まんじゅう、さつま揚げがつきます。

海鮮鍋は、熱かったけど、
これもまた超がつくほどおいしかったです。

大きなマツタケをニコニコしながら出してきて、
「うめーもん、作ってやっからなー」といいながら、
惜しげもなく切って入れてくれました。

これで、千円。申し訳ないぐらいです。
紹介してくれた友達に話すとこう言いました。
「先生は裏メニューまでゲットしたんですね!」


マラソンが楽しく続けられる一つには、
大会でいろんな街を訪れることにあると思います。

その土地の名産を食べ、地元の人の応援を受け、
まさに自分の足でその土地の駆け抜けることができる、
そういう楽しみ方があるからだと思います。

金沢に行かれる機会があれば、一度よってみてください。

「あげは」
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17006172/