医療法人博侑会 吉岡医院
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コロナワクチンと虚血性腸炎

2022年3月7日

3月5日は「啓蟄」でした。

『啓蟄とは、
土の中で縮こまっていた虫(蟄)が
穴を開いて(啓いて)動き出す日のことです。

具体的には、
日本人が「さぁ働くぞ」と
意気込み始める日のことを言います。』

ネットで調べるとこのように書いてありました。

少しずつ気温が上がって
日差しが少し暖かく感じるこの頃です。

日本人が「さぁ働くぞ」と意気込む日と
定義されているとは知りませんでしたが、
言われてみるとそのような気がしてきました。

 

さて、
コロナ感染の第6波はピークをこえましたが、
なかなか減らない状況があります。

専門家によると、
もともとオミクロン株はワクチンが効きにくく、
さらに3回目の接種が遅れているため、
第5波のようにすんなり減少しないとのことです。

また現在はまだオミクロンBA.1が主流ですが、
今後BA.2が置き換わると、
再度上昇に転じるかもしれないそうです。

沖縄では再度上昇傾向にあるようですが、
特にBA.2が主流ではないようです。
とすると行動変容によるものでしょうか。

オミクロンが下がりきる前に、
また別の株が流行し始め、
第7波へと移行することもあるかもしれません。

今回はなかなか手強いですね。

 

当院でもコロナワクチンの3回目を
日々行っております。

3回目のワクチン接種の副反応は、
1回目、2回目よりも大きいと思われていますが、
実際のところはそうでもないようです。

3回目も1回目、2回目と変わりない程度の、
ワクチンの副反応だということです。

これから3回目を打たれる方も
1回目、2回目の副反応がそれほど強くなかった方は、
あまり心配しなくてもいいのではないでしょうか。

 

そんな中少し気になることもあります。

コロナワクチンを打った後に、
下痢や腹痛、悪心嘔吐といった消化器症状を
副反応として認めることがしばしばあります。

発熱や倦怠感、接種部位の痛みなどは、
通常よく見られる副反応の類ですが、
案外消化器症状も認めるようです。

当院で最近虚血性腸炎となった方で、
コロナワクチン後に起こっている方が
数名おられました。

因果関係ははっきりしませんが、
コロナワクチンの副作用に微小血管障害、
血栓症が挙げられます。

虚血性腸炎も大腸に繋がる末梢の血管が、
何らかの理由で詰まったり痙攣したりして、
血液が流れなくなることが原因です。

心筋炎や血栓症など、
心臓や血管に対する副反応も
見られることが知られています。

このようなことがワクチン接種後には、
多かれ少なかれ起こっているのかもしれませんね。
その程度によって下痢で済むのか出血するのか、
別れるのかもしれませんね。

 

皆様もワクチン接種後は、
消化器症状にもご留意くださいね。
もし何か異常があればご相談ください。

 

 

吉岡医院  吉岡幹博