京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院
診療時間 午前9時~/夜診17時~
婦人科は夜診なし
休診日 木・日・祝/土(午後)
※令和5年7月より木曜日は
 休診日となりました
  • お問い合わせ

    075-451-0164

4月から診療体制が少し変わります

2023年3月27日

各所の桜も見ごろになり、
すっかり春になりましたね。

昨日はせっかくの日曜日が雨となり、
ゆっくりお花見ができずに残念でした。
今週末を楽しみにしたいと思います。

コロナも落ち着き、
ようやく以前の状態に戻りつつあります。
このまま穏やかに過ごせるといいですね。

 

 

さて早いもので今年度も終りです。
来年度は当院の診療体制が少し変わります。

 

まず4月から小児科の担当医が変更にります。

金曜日の午前診が、
吉岡壽々子から松本あかねDrに
4月14日から変更になります。

また土曜日はこれまでは吉岡壽々子が
毎週担当しておりましたが4月からは、
堀六希Drと交代しながら診療にあたります。

どちらの医師が担当するかは、
新着情報でその都度お伝えいたします。

 

また少し先になりますが7月頃から
当院は木曜日を全日休診にする予定です。

現在木曜日は小児科、外科は午前診のみ診療日です。
それを小児科、外科も休みにするものです。
もともと婦人科は休みですので全日休診となります。

休診とする理由は、
私の勤務時間に対する考え方の変化です。

 

私が開業して12年になりますが、
これまでは週休1日で診療に当たっていました。
木曜日と土曜日は夜診ありませんが、
それでも夕方まで仕事をしています。

気が付くと私の勤務時間は、
早朝から夜の8時ころまで、
診療時間外の時間も含めると、
医師の過労死ラインを超えていました。

医師の過労死ラインは、
一般の過労死ラインの2倍の時間に設定されています。
それを超えていたのです。

 

医師の平均寿命を調べてみると、
68歳から73歳と出ていました。
某県保険医協会が過去に調査した結果では、
平均70.3歳だったそうです。

医師は自らの健康管理には無頓着であったり、
また当直・緊急呼び出し等の不規則な勤務から
健康を害したりしたりすることなどが原因のようです。

 

私の父も59歳で亡くなりましたが、
背景に過労があったのではないかと考えています。

私もあと10年で父の亡くなった年齢に差し掛かるため、
このまま全力で仕事を続けることが、
必ずしも正しいことではないような気がしました。

長く継続して診療をすることが、
地域医療や皆様の健康管理に貢献できることとすれば、
ある意味重要なことではないかと思います。

 

医師の働き方改革も言われて久しいですが、
実際に開業医に関しては無制限で、
がんばり続ける人は走り続けることになります。

そのため私も一度、勇気をもって、
自分自身のケアのためお休みを頂くことにしました。
皆様にはご不便をおかけすることになります。

ただ、お休みをいただく分、
しっかりと休養し勉強時間を確保することができるため、
診療の質は向上するのではないかと考えています。

そういった形で、
また皆様にお返しできればと思います。

 

具体的に決まりましたらお伝えいたします。
よろしくお願いいたします。

 

 

毎年3月は職員さんの異動がありますが、
今年は幸いにして退職する方はおられません。
同じメンバーで続けられることはありがたいです。

当院の職員も日々多くの業務をこなしており、
肉体的、精神的な負担も少なくありませんが、
この様に当院で継続して勤めてくれています。

来年度もさらに皆様の期待にお応えできるような、
質の高い医療サービスを提供したいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

吉岡医院  吉岡幹博