2026年5月17日
昼から30度を超える夏日となり、
5月なのに梅雨明けのような日差しです。
今日は日曜日。
休日のいつものルーチンとして、
朝からワークを行いました。
川面がキラキラまぶしい鴨川を
3kmほどランニングしました。
早朝でも日差しは強く、汗をかくと、
少し肌荒れしていた顔にひりひりと染みました。
私の場合肌の調子が悪い時は、
ストレスや疲れでアトピーが
悪化しているサインでもあります。
何か原因があったかなと考えると、
昨日の西陣医師会総会のことが思い浮かびました。
私は開業して15年ほどになりますが、
そのうち11年間、医師会の役員を務めています。
特別に能力や人望があるというより、
役員のなり手が少なく続けざるを得ないという
現実があります。
そして長く続けた結果、
現在は副会長となり、
今期は会計理事を兼任しています。
地区医師会の主な収入源は、
以前は小学校の体育館で行われていた
特定検診の集団検診でした。
しかしコロナ以降、
学校施設の利用が難しくなり、
現在は区役所を会場として実施されています。
またコロナ以降は、
各医療機関で行う個別検診が増えたため、
集団検診の受診者数自体が減少しました。
その影響で医師会の収益は低下し、
近年は健診事業で赤字が続いています。
そこで今回医師会の財務状況を健全化するため、
理事会で会費を引き上げることが決まりました。
調べてみると、
現在の会費は約30年間据え置かれており、
今回は久しぶりかつ大きな改定になります。
ちょうど日本のデフレの時代、
失われた30年に一致します。
物価も会費も上がらなかったということです。
そして今回会費を改定することとなり、
不幸にも会計理事の私はその説明を総会で行い、
承認を得る役割が回ってきたのでした。
ここ10年ほどの赤字続きの財務状況、
会費の変遷、他地区医師会との比較など、
かなり時間をかけて資料を作成しました。
普段は穏やかな総会ですが、
昨日はなんとなく緊張感が漂っていた気がします。
会計報告が終わり、
今期予算案が承認され、
最後に今回の会費改定の議案となりました。
私は昔からあがり症なのでかなり緊張しましたが、
頑張って準備したおかげで何とか無難に説明を終え、
結果的には特に異論なくあっさりと承認されました。
私が思っている以上に、
会員の先生方がその必要性について
理解してくださっていたのかもしれません。
とにかく、ほっとしました。
医師会は任意団体であり、
国や行政から十分な補助を
受けているわけではありません。
しかし、
京都市から委託されている集団検診事業は、
毎年赤字になっています。
行政から委託されている事業なのに赤字。
一般企業なら、
すでに撤退していても不思議ではありません。
それでも医師会は、
地域医療を守る使命感で続けています。
そして、その不足分を、
会員の会費増額という形で支えているのです。
何かおかしいと思いませんか。
行政、特に京都市には、
言いたいことがいろいろあります。
財政が厳しいからといって、
現場や市民へしわ寄せを
押し付けすぎてはいないでしょうか。
そもそもインバウンド需要もあり、
世界でも有数の観光地であるにもかかわらず、
どうしてこれほど財政難でしょうか。
私には使い方が悪いのではないか、
そう思えてなりません。
いろいろとストレスの多い毎日ですが、
それでも地域の皆様の健康を守るため、
日々奮闘しております。
吉岡医院 吉岡幹博