ごあいさつ

このたびは、吉岡医院のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
院長の吉岡 幹博(よしおか みきひろ)と申します。
当院は、昭和24年に私の祖父が外科医院としてこの地に開院して以来、三代にわたり京都・西陣の地で地域医療に従事してまいりました。
私は大学卒業後、京都大学外科学講座に所属し、消化器外科を中心に幅広い手術を経験いたしました。へき地での救急医療を含む7年間の外科研修を経て、さらに内科診断学および内視鏡検査を深めるべく消化器内科に転向し、以降6年間にわたり内科医として病院勤務を続けました。
平成22年9月、関西電力病院 消化器内科を退職し、当院での診療を開始いたしました。
現在は、消化器内科・外科・肛門科を専門としながらも、かかりつけ医として患者様お一人おひとりの健康に寄り添い、幅広い疾患に対応できるよう心がけております。
レントゲン、超音波、内視鏡などの院内検査体制を充実させるとともに、CTやMRIなどの高度画像検査については、近隣の総合病院と連携し、迅速な診断と治療へつなげております。
令和3年9月からは、新たに婦人科・産科を開設いたしました。
婦人科・産科は、吉岡 有紀(よしおか ゆき)が担当しております。
西神戸医療センターにて周産期医療や婦人科救急、腹腔鏡手術など高度な専門医療に携わり、前職の足立病院では主に周産期医療に従事してまいりました。これまでの経験を活かし、月経困難症や更年期障害から婦人科悪性疾患に至るまで、幅広い診療にあたっております。
一方で、令和7年3月末をもちまして、44年間にわたり地域の皆様にご利用いただいてまいりました当院の小児科診療を終了いたしました。長きにわたるご支援とご厚情に、心より御礼申し上げます。
今後は、以前より力を入れている内視鏡検査、消化器内科・外科・肛門科の診療に加え、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病や、甲状腺を中心とした内分泌疾患に対しても、専門外来を開設し、一層の対応を進めてまいります。
加えて、定期健康診断やがん検診、人間ドックといった健診事業を通じて、病気の予防と早期発見にも尽力し、地域の皆様が健康を守り続けていただけるよう努めてまいります。
今後とも、吉岡医院をどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
医療法人博侑会 吉岡医院
院長 吉岡幹博
医師紹介

院長 吉岡幹博(よしおかみきひろ)
- 内科・外科・肛門内科・外科
- 1998年(平成10年) 関西医科大学卒。
京都大学外科学講座入局後、研修医2年間を経て、京都桂病院などの関連施設にて外科・麻酔科・救急部を歴任。 - 2005年(平成17年)消化器内科転科。
関西電力病院(大阪市福島区)などで内視鏡検査、抗癌剤治療、胃ろう造設などに従事。 - 2010年(平成22年)10月より吉岡医院勤務。
- 2015年(平成27年)1月 医療法人博侑会吉岡医院へ名称変更、院長に就任。
- 日本外科学会認定外科専門医
- 日本消化器病学会消化器病専門医
- 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
- 日本糖尿病協会療養指導医
専門は消化器内科、外科、肛門科ですが、生活習慣病も含め何でもお気軽にご相談ください。苦痛の少ない胃カメラ、大腸カメラを目指しております。

医師 吉岡有紀(よしおかゆき)
- 婦人科・産科
- 2001年(平成13年) 大阪医科大学卒。
神戸大学産婦人科学講座入局後、1年間同大学付属病院で研修。 - 2002年(平成14年) 愛仁会千船病院勤務
- 2004年(平成16年) 鐘紡記念病院(現神戸百年記念病院)勤務
- 2005年(平成17年) 神戸大学医学部附属病院勤務
- 2006年(平成18年) 西神戸医療センター勤務
- 2012年(平成24年)~2021年 足立病院勤務
- 2021年(令和3年) 吉岡医院にて婦人科開業、現在に至る。
- 産婦人科専門医
- 母体保護法指定医
話しやすい外来を心がけています。子宮がん検診をはじめ、小さなことでも気軽にご相談ください。

非常勤医師 京都大学附属病院糖尿病・内分泌・代謝栄養内科医師
- 糖尿病・高血圧症・脂質異常症・肥満症・甲状腺疾患
- 火曜・金曜 午前診
アクセス

当院は京都市営地下鉄烏丸線今出川駅を最寄り駅とし、市バス今出川浄福寺より浄福寺通りを南へ下る徒歩1分の場所にあります。白いタイル張りの建物で駐車場5台分が隣接しています。
主な診療内容
内科・外科・肛門内科・外科
- 内科一般診療、外科一般診療
- 消化器病(食道・胃・大腸・肛門・肝臓・胆嚢・膵臓)診療
- 各種検査(胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコーなど)消化器癌スクリーニング
- ピロリ菌除去治療
- 肛門科診療、痔核硬化療法(ALTA療法、ジオン注射)
婦人科・産科
- 子宮の病気(子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮ポリープ)
- 卵巣の病気(卵巣のう腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症)
- 月経異常(月経不順、過多月経、月経痛)
- PMS(月経前症候群)、更年期障害、子宮脱、不妊症
- 産科 妊娠確認、初期~中期の妊婦検診
- 子宮頸がんワクチン、月経移動、ピル、緊急避妊、人工妊娠中絶
糖尿病内科・生活習慣病・甲状腺外来(2025年4月開設)
- 糖尿病(1型糖尿病、2型糖尿病)
- 高血圧症(二次性、難治性高血圧症)
- 脂質異常症
- 肥満症
- 甲状腺疾患
※小児科は2025年3月で終了いたしました。
主な設備

当院の設備や院内の様子をご案内いたします。
連携病院

当院は皆さまにより良い治療をご提供するため、京都市内の病院と連携しております。
沿革
1949年 (昭和24年) |
吉岡忠夫(現院長の祖父)が現在の地で「吉岡外科」を開業。 診療科:外科、整形外科 |
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1981年 (昭和56年) |
吉岡壽々子(現院長の母)が医院の2階で小児科を開業。 |
1985年 (昭和60年) |
吉岡秀憲(現院長の父)が「吉岡病院」を開設。 23床の外科病院を運営。 診療科:外科、内科、小児科、肛門内科・外科、整形外科、泌尿器科、放射線科 |
2001年 (平成13年) |
9月12日 吉岡秀憲 死去(59歳) 病院から診療所となり、「吉岡病院」から「吉岡医院」に変更。 院長 吉岡壽々子 小児科中心の診療所となり、内科・外科は週3日で継続。 |
2010年 (平成22年) |
10月 吉岡幹博が関西電力病院を退職し吉岡医院入職 11月 内科・外科・肛門内科・外科の診療を開始。 |
2011年 (平成23年) |
3月28日 吉岡忠夫 死去(98歳) |
2015年 (平成27年) |
1月 医療法人博侑会設立。 院長 吉岡幹博 |
2021年 (令和3年) |
9月 婦人科・産科開設。 担当 吉岡有紀 |
2025年 (令和7年) |
3月 小児科診療終了。 4月 糖尿病内科・生活習慣病・甲状腺外来 開設。 担当 京都大学附属病院 糖尿病・内分泌・代謝栄養内科医師 現在に至る |