京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院
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レジ袋の有料化、医療業は対象外だそうです

2020年7月7日

7月になり梅雨真っただ中ですね。
九州では豪雨で大きな被害が出ております。
今年もこれから災害が起こる時期ですね。

 

天気予報でも京都はこれから1週間は
曇りまたは雨の天気予報のみで、
降水量も多くなり荒れた天気が続くようです。

 

コロナ感染拡大が懸念される今日この頃、
今後は災害に対する備えも
必要になってきますね。

 

 

さて皆様もご存知かと思いますが、
7月よりレジ袋の有料化が始まりました。
コンビニでも無料ではもらえなくなりました。

 

何かコロナでわーとなっている間に、
唐突に始まったような気がしませんか?
皆さんは心の準備できていましたか?

 

私がこのことを知ったのは5月初旬、
知り合いの医師から相談を受けた時でした。

 

その医師はクリニックも対象になるのではと、
有料対象にならないバイオマス素材の手提げ袋を
業者から勧められていたそうです。

 

「患者様から袋代を頂くのは気が引けるし、
何より保険診療とは別なので、
会計が煩雑になる」と悩んでおられました。

 

結局その後コンサルタントが調べ、
医療業は対象外ではないかとわかったそうです。

 

7月2日になってようやく、
「今般、厚生労働省より医療業が対象外である旨の事務連絡が
発出されましたので、お知らせいたします。」
と医師会からメールが来ました。

 

以下その内容です。

 

1.本取組の対象となるのは小売業に属する事業を行う事業者
であり、医療業は対象外であること。

2.医療機関内の調剤所において調剤された薬剤の被包(薬袋)
及び薬袋とは別に提供されるレジ袋は、本取組の対象となる容
器包装には当たらないこと。

3.コンタクトレンズ等の医療機器やサプリメント等の食品な
どについて、それが、患者のために、療養の向上を目的として
行われるものである限り医療サービスの一環として交付、販売
されているものであることから、この際に付される容器包装は
本取組の対象となる容器包装には当たらないこと。

4.医療機関内にあっても、売店などの小売業者は、本取組の
対象となること。

5.本取組の対象とならない事業者においても、自主的取組と
して同様の措置を講じることが推奨されていること。

【経済産業省HP:レジ袋有料化(プラスチック製買物袋
有料化)】

 

いつも思うのですが、こういう制度はややこしいし、
制度開始の直前になるまで詳細が公表されなかったり、
時には見切り発車していることも多いですね。

 

その医師も下手すると、
「バイオマス素材手提げ袋」を
業者から購入させられるところでした。

 

ただレジ袋の削減は、
業種によらず国全体で取り組まなくては
あまり意味がないですよね。

 

私も毎日コンビニを利用しますが、
エコバックを持参し店員さんの前で袋に入れるのは、
どうもばつが悪く待っている人にも気を遣います。

 

コンビニではコロナ感染の関係で、
持参のエコバックには入れてくれないようです。
レジ袋には今まで通り入れてくれます。

 

中年のおっさん(私)が
ポケットから比較的かわいらしいエコバックを出すのは、
ちょっと気恥しく多少勇気が要ります。

 

そして何となくですが、
若いアルバイトの店員さんから、
「早くしてよねー」と思われている気がします。

 

電子マネーで支払いしていますので、
スマホを出したりエコバックを開いたりと
結構忙しい状態になります。

 

それならばスーパーのように、
かごから袋に入れるスペースを用意してくれれば
落ち着いて作業できるのにとも思います。

 

これでは3円くらい払って、
店員さんにレジ袋に入れてもらった方が楽!
となりかねませんね。

 

何のための制度かわかりません。

 

お金の問題ではなく環境問題として
取り組まなくてはなりませんので、
やはり面倒でも実践しなければなりません。

 

 

私もエコバックを購入した以上、
店員さんのプレッシャーに負けず、
現時点では頑張ろうと思っております。

 

 

 

吉岡医院  吉岡幹博