医療法人博侑会 吉岡医院
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個人防護具が少しずつ手に入るようになりました

2020年6月27日

梅雨特有の暑苦しい日が続いておりますが、
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。

 

患者様の中にも
「何となく体がだるい」とおっしゃる方も
少し多くなってきた気がします。

 

熱中症による脱水傾向があれば点滴し、
しばらく休んでいただくと改善しますが、
原因がはっきりしない方もおられ、
診断に苦慮することもあります。

 

コロナウイルスによる自粛疲れや、
在宅勤務などで環境が変わり、
ストレスが原因ということもあるのではないでしょうか。

 

コロナの患者様が少しずつ増えております。
外出の際は今まで通り、
感染対策を行ってくださいね。

 

 

 

 

さて、
先日医師会からの要請で、
コロナウイルスPCR検査の
検体採取の作業に行ってまいりました。

 

京都府医師会のPCR検査は、
ドライブスルー方式で、
月曜日から土曜日までお昼に行われています。

 

検査する側の医師は応募制で、
私も自分がお役に立てるのであればと
出務に応募しておりました。

 

当日出務した医師は2名で、
1名は京都府医師会の担当理事の先生です。
いわば現場の責任者の方です。

 

患者様の鼻に綿棒を入れ、
検体を採取する医師は私一人でした。

 

事前に予習した通りマスク、ガウン、キャップと、
2重に手袋を装着し、担当の看護師さんと入念に
イメージトレーニングを行いました。

 

そして1時間ほどの間に約20名の
PCR検査を行いました。

 

ガウンをはじめ個人防護具を付けると、
非常に暑くなり汗だくになります。

 

またマスクやフェイスシールドのため、
声も通りにくく意思疎通が難しいです。

 

意思疎通ができず感染が広がったら大変です。
コロナウイルスでも少しは構えて行うので、
エボラウイルスなどすごい緊張でしょう。

 

その様なことを考えながら、
順番に車を誘導しながら、
慎重に検体を採取しました。

 

この日は幸い京都市からの感染者ゼロでしたので、
私が感染した可能性も極めて低いのですが、
行っているときには感染の有無がわからないので、
やはり誰かに移してしまわないかと心配になります。

 

帰宅後はすぐにシャワーを浴びて、
汗とウイルス?を洗い流し
さっぱりしました。

 

 

このように例えコロナウイルスでも、
医療従事者が向き合うためには、
個人防護具の装着が必須になります。

 

3月から5月にかけて、
品薄だった個人防護具や消毒薬が最近になり
ようやく入手できるようになってきました。

 

マスクもかなり品薄でしたが、
その中でも入手できなかったN95マスクが、
卸業者を通じて正規の値段で購入できました。

 

また同じように入手できなかった使い捨てガウンも、
先日別の卸業者から20着納品され、
さらに京都府医師会を通じて100着分が送られてきました。

 

患者様ごとに使い捨てとまではいきませんが、
これまで相当節約しながら使っていたのが、
少しは感染対策として役立つようになりました。

 

また待合、診察室検や査室で必要となる
高濃度のアルコール消毒剤も、
複数の酒造メーカーからのご厚意で、
医師会を通じて医療機関に届きました。

 

このように少しずつですが、
必要なものが手に入るようになり、
私もネットで探し回ることがなくなりました。

 

 

東京から拡大しつつあるコロナウイルス、
診療中にいつ出くわすかは、
神のみぞ知るといったところでしょうか。

 

先日も腹部のCTをとった方が、
たまたま撮影範囲に入った肺の中に
肺炎があることが分かりました。

 

患者様にお伺いしたところ、
3月下旬に海外からお戻りになり、
その後咳喘息を起こしていたとのことでした。

 

3か月も前の話ですので、
まずはコロナによる肺炎の可能性が低いですが、
やはり気になります。

 

その方には当院より
帰国者・接触者相談センターに依頼し、
検査を受けていただきました。

 

翌日結果が判明し、
「陰性」で事なきを得ましたが、
結果を聞くときには緊張しました。

 

このようにいつ何時、
自分の前にコロナの患者様が
現れるとは限りません。

 

そのためには普段から、
感染防護具を適切に使用し自分がかからないように、
そして院内感染を起こさないことが、
何より大切だと思います。

 

 

最近は少し気持ちが緩みがちなコロナ対策ですが、
当院は内視鏡などの感染リスクを伴う検査も行っており、
これからも継続して感染予防が必要と思われました。

 

 

 

吉岡医院  吉岡幹博