医療法人博侑会 吉岡医院
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年末年始は「STAY HOME」で

2020年12月27日

いよいよ今年も終わりですね。
今年もあっという間の1年でしたが、
これほど気の重い1年は初めてだったと思います。

よりによってこの年末に合わせるかのように、
コロナ感染が拡大し続けています。
もちろん京都も例外ではありません。

今更責任者が繁華街でマスクを配っても、
時すでに遅し。
さらなる感染対策を行っていただきたいものです。

今やコロナは誰が感染していても、
おかしくないレベルになってきています。
皆様も今まで以上にお気を付けください。

 

 

都市部では医療崩壊がささやかれていますが、
先日京都でも市中の14病院が、
医療崩壊危機の声明を出していました。

これまでは注意喚起はしているものの、
実際医療崩壊などはそこまでではないと、
私も考えていました。

しかし昨日こんなことがありました。

咳が止まらず来られた患者様で、
レントゲン、採血の結果肺炎が疑われました。
ご本人も大事をとって入院を希望されました。

別に呼吸器系の基礎疾患もあり、
平常時であれば入院を考慮する場面です。

しかし近隣の病院に相談したところ、
ことごとく断られました。
ベッドの調整ができないとのことです。

今までも満床で断られることはりましたが、
全ての病院に一律に断れるようなことは、
これまででもなかったことです。

このような本来受けられるべき医療が
適切に受けられなくなる。
これが医療崩壊の第一歩なのでしょう。

仕方なく病院から教えられた通り、
新型コロナ医療相談センターに連絡しました。

すると細かく病状を聞かれ待たされた挙句、
「ここには看護師もおりませんので」と、
区の保健所に相談するよう言われました。

まるでたらい回しに合っているようです。

そして区の保健所に相談すると、
「コロナの感染は確認されていますか」と聞かれ、
「まだです」と答えると、
「それでは案内できません」と言われました。

この間約30分、
外来は停止しました。

そして入院先は見つからず、
相談できるところはなくなりました。

仕方なく患者様には、
PCR検査は行ったうえで、
当院で通院で治療することになりました。

それでも心配だから入院させてほしい、
先生の力で何とかお願いしますといわれましたが、
手は尽くしたうえでのことで、
もちろんこれ以上はどうにもなりません。

今の状態ではギリギリ入院まではいかないが、
週末万が一急変し状態が悪化した時には、
救急車を呼んでもらうように言いました。

 

本来入院すべき患者様が、
診療前に門前払いされたということになります。
医師が直接頼んでいるときにはあまりないことです。

病院にしてもより重症者を選んで治療するための、
苦渋の選択を迫られているのだと感じました。

従ってこの年末年始は、
病気にかからないことが大切です。

もちろんコロナにかからないことが
最も大切です。

しかしコロナだけでなく風邪や肺炎など、
気を付ければ避けることができる病気には、
できるだけかからない様にしましょう。

そのためには
5月の緊急事態宣言の時のように、
外出は極力控えられたほうが良いと思います。

この年末年始は
特に大事な時期になります。
皆様も十分にお気を付けください。

 

当院は29日午前12時で、
今年の診療は終了です。
年始は1月4日から開始いたします。

今年も1年間大変お世話になりました。
皆様のご協力をもちまして、
コロナ禍の中診療を継続することができました。

本当にありがとうございました。

また当院の職員も、
刻々と変化する感染対策や制度の中、
粘り強く診療にあたってくれました。

特に看護師は発熱外来で検体をとるだけでなく、
診察ごとに念入りな消毒をしてくれました。
普段の業務にはない大変大きな労力です。

また受付スタッフも
11月の流行と共に急増した電話相談に、
増員しながら対応をしてくれました。

特にインフルエンザ予防接種の予約の時期には、
まるでコールセンターのように、
電話が鳴り続けていました。

電話対応も例年の件数の倍ほどになり、
日常業務をかなり圧迫したと思いますが、
一生懸命こなしてくれました。

このようなスタッフの頑張りがなければ、
当院の診療は機能しなかったと思います。
身内事で恐縮ですが大変感謝しています。

 

では皆様、
健康に気を付けて、
佳いお年をお迎えください。

また来年もよろしくお願いいたします。

 

 

吉岡医院  吉岡幹博