京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院
診療時間 午前9時~/夜診17時~
婦人科は夜診なし
休診日 木・日・祝/土(午後)
※令和5年7月より木曜日は
 休診日となりました
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お盆休みを頂きました

2023年8月17日

お盆を直撃した台風、
京都府のすぐ隣をこするように
縦断していきました。

近畿の真南から来て真北へ抜けていく、
この様な進路の台風は珍しいのではないでしょか。

16日には未明から強風と強い雨が降り始め、
予想より早く荒天となました。

まだ来ないと暢気に構えていた私も早朝から医院に出向き、
ガレージの柵を閉じてひもで広がらない様に固定しました。
以前強風で柵が支柱から曲がってしまったことがあります。

またガレージに置いてある椅子をしまい込み、
玄関の扉の隙間から雨水が入らない様に、
タオルでと防水シートで閉鎖しました。

築35年を超える当院の建物は、
鉄筋コンクリートで丈夫なのですが、
大雨が降ると雨漏りが発生することがあります。

以前屋上の排水が詰まっていて屋上に水がたまり、
その雨水がじわじわとコンクリートの隙間からしみ込み、
屋内の天井から漏れ出してくることがありました。

これまでの災害のたびに対策してきましたが、
今回も少し不安でしたので、
パソコンなどに防水シートをかぶせて防護しました。

幸い今回は雨風ともに災害級とまではいかなかったようで、
当院は建物も医療機器にも被害はありませんでした。
それでも近辺では小さい被害は出ていたようです。

京都の北部や鳥取県では大きな被害も出ていて、
他人ごとではない思いがいたしました。

皆様はご無事だったでしょうか。

 

 

16日は台風が抜け、
五山の送り火は無事に行われたようです。

「ようです」というのは、
今年は実際の送り火を見ていなかったからです。
16日は診療をしておりました。

例年ですと16日は休診なのですが、
今年は木曜日を定期の休診日としたこともあり、
16日を休みにするとお盆休みが長くなります。

そのこともあり今年は、
送り火を生で見ることができませんでした。
京都人にとってはやはり寂しいことだなと思いました。

 

皆様もご存知の通り送り火は毎年、
真夏のピークを少し超えたところにおこなわれます。
物心がついたころよりずっと見てきています。

まさに「去りゆく夏を惜しむ」、
あれだけ暑くて大変な京都の夏も、
送り火を過ぎると少しずつ遠ざかっていきます。

残暑が厳しい年も多くありますが、
1年を通して後半戦に入っていく寂しさを、
私は何となく感じてしまいます。

そして秋が来たと思ったら年末まではあっという間、
1年は急ぎ足で過ぎていくのです。
こんなことを毎年毎年繰り返しています。

若いころは無限にあると思われた時間も、
この年になってくると限りあるものと感じます。
これからも1日1日を大切に過ごしたいです。

 

 

今年は例年より長めのお盆休みを頂きました。
近場ですが泊りがけで小旅行もすることができ、
お陰様で後半戦に向けゆっくり休養をとることができました。

ありがとうございました。

しばらくは残暑が続きますので、
皆様も長い夏のお疲れが出ませんよう、
体調を整えてくださいね。

 

吉岡医院  吉岡幹博