京都市の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科 吉岡医院

京都市の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科 吉岡医院
診療時間 午前9時~/夜診17時~
2診・婦人科は夜診なし
休診日 木・日・祝/土(午後)
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    075-451-0164

3月、別れと出会いの季節です

2026年3月7日

3月に入りました。
少しずつ春の気配を感じる季節になりました。
同時に、春は別れの季節でもあります。

この3月で、
当院の看護師さんが1名退職されることになりました。
人生の中では、ご自身やご家庭の状況が変化し、
職場を離れるという選択をされることもあります。

それは理解していても、
長く一緒に働いてくれていた仲間がいなくなることは、
やはり寂しいものです。

管理する立場としては、
何かできることはなかったのかと、
自分自身を振り返ることもあります。

 

当院ではこれまで、
退職される方が出た場合でも、
現在のスタッフが勤務時間を増やすなどして支えてくれました。

そのおかげで、
看護師さんについては約4年近く新たな採用を行わずに、
診療を続けてくることができました。

しかし今回は、
新たに看護師さんを募集することになりました。

 

正直なところ、
看護師さんの採用は以前より
かなり難しくなっていると感じています。

当院は駅から少し離れており、
夜診もあり勤務時間も変則的です。
そのため応募がなかなか集まりません。

求人を見ていると、
駅近でアクセスが良く完全予約制で残業もなく、
夕方早く終わるクリニックには
多くの応募が集まっている印象です。

これから人口が減少していく中で、
地域医療として夜診もしっかり行い、
残業もあるクリニックに希望者が少ないのは
ある意味自然なことかもしれません。

もし私が就職する立場でも、
条件の良い職場を探すと思います。

しかし、
それでも当院の医療に共感し、
地域医療のために働きたいと言ってくださる方も
少数ですが確実におられます。

現在働いてくれている看護師さんも、
事務スタッフさんも、
当院の医療の考え方に共感してくれている方々です。

そのような「中身」で選んでもらえる医院に、
これからもしていきたいと思っています。

 

では当院の魅力は何なのか。
簡単に言葉にすることは難しいですが、

やはり
常に患者様のことを第一に考えていること
ではないかと思います。

地域の内科診療所は、
いわゆる「かかりつけ医」です。

その方の人生を、
医療の面から長く支えていく役割があります。

これは健診センターや内視鏡クリニックのような
専門特化型の医療施設とは
また違った役割と言えると思います。

もちろん、
どちらも大切な存在です。

 

当院はこれまで
祖父、父、母と院長が引き継がれ、
地域医療を実践してきました。

私もその流れを大切にしながら、
地域の皆様の健康を支える医療を
続けていきたいと思っています。

私の専門は
消化器内科と消化器内視鏡です。

しかし当院ではそれだけでなく、
一般内科、外科、肛門科など
幅広い診療を行っています。

さらに内科2診では
京都大学の先生方の協力を得て、
糖尿病や生活習慣病などの
専門的な診療も行っています。

また婦人科診療もあり、
多くの患者様に対応できる体制になっています。

 

通常、診療の幅が広くなると
医療の質が下がることもあります。

しかし当院では私の不得意な分野については
大学病院や専門医の先生方と連携し、
しっかりとしたバックアップ体制を整えています。

常に当院の医療が標準的であるか、
時代に遅れていないかを考えながら
日々改善を続けています。

最終的に大切なのは、
患者様が安心して診療を受けられ、
喜んでいただけることです。

そのための努力を
これからも続けていきたいと思っています。

 

正直なところ、
地域医療は大変です。

健診センターのように
画一的な医療を提供すれば済むわけではありません。

しかし人と関わる医療には、
大きなやりがいがあります。

専門クリニックに負けない医療レベルを保ちながら、
幅広い診療を行うことができれば、

患者様にとって安心できる、
そしてユニークなクリニックになるのではないかと
最近思っています。

 

 

こんな時ミスターチルドレンの
「くるみ」という曲の歌詞が
ふと頭に浮かびます。

『希望の数だけ失望は増える
それでも明日に胸は震える
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
「どんな事が起こるんだろう?」
想像してみるんだよ』

 

これから、
どんな人と出会えるのでしょうか。

そんな期待を持ちながら、
現在、当院では一緒に働いてくださる看護師さんを
募集しています。

 

吉岡医院 吉岡幹博