2026年3月27日
いよいよ年度末です。
朝晩はまだ寒い日もありますが、
日中は少し春の暖かさを感じるようになりました。
長いトンネルをようやく抜け出すような、
この時期特有の感覚があります。
毎年この季節になると、少しほっとします。
振り返れば、今年度もあっという間でした。
うれしいこともあれば、
思うようにいかないこともありました。
それでも気がつけば、
また新しい季節の入り口に立っています。
来週からいよいよ新年度です。
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新年度に向けて、当院にも少し変化があります。
4月より月曜日の内科2診に、
「炎症性腸疾患(IBD)外来」が始まります。
担当は清水莉香先生です。
昨日妻も含め3人でお食事をする機会がありました。
4月から京大大学院に入学される若い先生ですが、
落ち着いていて、しっかりとされていて、謙虚な方でした。
食事をしながら、
いろいろとお話しする中で、
この先生なら大丈夫だと感じました。
消化器内科が専門で内視鏡もされています。
緊急の内視鏡にも対応していただけますので、
月曜日の診療体制が一段と充実します。
月曜日は消化器の患者様に多くご利用いただけると、
2診体制でより丁寧な診療ができると思っています。
とても優しそうな女医さんですので、
皆様も安心して受診していただけると思います。
京大からこのような先生を派遣していただけることは、
地域のクリニックにとって本当にありがたいことです。
心から感謝しております。
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ここでIBD外来について、少しご説明します。
IBDとは炎症性腸疾患のことで、
潰瘍性大腸炎やクローン病などが代表的な病気です。
慢性的な腹痛や下痢、血便などが続く、難治性の疾患です。
近年、治療薬が急速に進歩しており、
新薬が相次いで登場しています。
ただその多くは、病院での入院治療が中心となっています。
そのためクリニックの医師には、
なかなか経験が積みにくい分野でもあります。
私自身も、得意とは言い難い領域です。
だからこそ、
病院でIBDの患者様を多く診てこられた先生が、
クリニックで診療されることに大きな意味があります。
外来での治療の限界や、
入院後の治療の見通しを、
より明確に判断していただけるからです。
今回のIBD外来は、軽症から中等症の患者様を想定しています。
外来での治療には限界がありますので、
必要に応じてかかりつけ病院とも連携してまいります。
難しい病気を抱えながら、
近くに相談できる場所がないとお困りの方に、
少しでもお役に立てればと思っています。
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実はもう一つ、うれしいことがあります。
本日より、新たな看護師さんが入職されました。
2月から募集を続けておりましたが、
ようやく仲間が加わることになりました。
看護師さんの採用は、
以前と比べてずいぶん難しくなっています。
それだけに、今回のご縁をとてもありがたく感じています。
新しい先生、新しい看護師さん。
桜の季節とともに、
当院にも新しい春が来た気がしています。
今年度も大変お世話になりました。
皆様に支えていただいたおかげで、
こうして新たな年度を迎えることができます。
まだインフルエンザも出ていますので、
どうぞお気をつけてお過ごしください。
素晴らしい桜の季節になりますように。
吉岡医院 吉岡幹博