2026年4月7日
いよいよ新年度が始まりましたね!
医師になったのが1998年ですので、
今年は29年目のシーズンとなります。
今年も無事に満開の桜を見ることができました。
また新たな気持ちで1年間頑張ってまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします!
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AIが、最近よく話題になっています。
医療の世界でも少しずつ使われ始めているようです。
正直、ついていくのがやっとという感じもあります。
診断や治療だけでなく、
日々の業務を楽にするためにも、
AIが使われていく時代になってきました。
ただ、AIといってもいろいろあり、
どれでも医療に使えるわけではないようです。
そのあたりが少しややこしいところです。
今回はIT音痴の私があえて
医療とAIにつてい少しお話します。
小学生レベルの話なので優しい目で見てください。
まずは、最近よく聞くAIを並べてみます。
・ChatGPT
・Open Evidence
・Claude AI
・NotebookLM
・medimo
・Plaud Note
それぞれに得意なことがあるようで、
同じAIでも役割がかなり違います。
まだ完全には理解できていませんが、少しずつ触れています。
ChatGPTは一番有名で便利ですが、
医療では少し注意が必要と言われています。
いわゆる「ハルシネーション」という現象があります。
これは、
間違った情報をそれらしく答えてしまうことで、
医療ではリスクになる可能性があります。
実際、医薬品名や病名についても、
似た名前のものと取り違えていることがあり、
そのまま信じると大きな間違いにつながる危険があります。
医療関係者が使う場合でも、
内容をそのまま受け取るのではなく、
必ず確認しながら使う必要があると感じています。
その点ではOpen Evidenceは医療専用のAIで、
医療者だけが使える仕組みになっています。
実際に使用する際には、
実名と医師であることを証明する身分証の提示が必要です。
私も医師会の身分証を恐る恐る添付してみました。
すると、
あっさりと登録が完了し、
すぐに使えるようになりました。
本当にしっかり確認しているのか、
少し疑問に感じるところもありました。
運転免許証でもいけたのではと思っています(笑)。
Claude AIは、
ChatGPTと同じように対話型のAIですが、
より実務的な作業に向いている印象があります。
仕事を任せるような使い方、
いわゆる“エージェント的な使い方”にも
向いていると言われています。
私も医院の月ごとの診療報酬を載せたエクセルを
分析してほしい項目とともに載せると、
たちまち細かく分析をしてくれました。
また、Claude Codeのような仕組みでは、
業務効率化につながるアプリを、
ノーコードで作ることもできるようです。
ただ、このあたりは私には難しく、
正直まだよく分かっていない領域です。
使い方の動画も見ますが、さっぱりわかりません。
またNotebookLMは少し特徴的で、
資料を入れるとその範囲内で説明してくれます。
私はガイドラインの整理などに使っています。
そして最近気になっているのが、
音声を使ったAIの分野です。
これが思っていた以上に実用的でした。
medimoというAIは、電子カルテ用のAIで
患者さんとの会話から診療録を作るそうです。
使ったことはありませんし、正直、半信半疑でした。
しかし、それに近い体験をしたのがPlaudです。
カード型の録音機で、音声を文字にしてくれます。
さらに内容の要約までしてくれます。
Plaudは以前から気になっていたのですが、
私の周りの信頼できる人が使っていたこともあり、
広告だけでなく実際に使える道具だと思い購入しました。
医師会のWEB会議で使ってみたところ、
かなり正確に記録されていて驚きました。
それもタイトルや見出し、報告事項、協議事項など
音声だけですべてを聞き分け要約してくれました。
正直、会議で寝ていても大丈夫、
ましてやメモを取る必要は
今後全くなくなると思わせられました。
特にタイピング入力があまり得意でない私にとっては、
会話がそのまま要約されて電子カルテに記載されると、
診療の手間がかなり省けると思います。
すぐに導入できるものではないと思いますが、
将来的にはこういった形が当たり前になるのではないでしょうか。
医療のやり方も少しずつ変わっていくと感じています。
ここまでいろいろ書いてきましたが、
私はAIのことをまだ十分に理解しているわけではありません。
聞いた話をもとに整理している部分もあります。
ですので、詳しいことを聞かれても、
うまくお答えできないかもしれません。
その点はどうかご了承ください。
それでもAIは、
これから勉強していかないといけない分野であることは、
間違いないと感じています。
吉岡医院 吉岡幹博