京都市上京区の胃カメラ・大腸カメラ・婦人科・一般内科・小児科 吉岡医院

医療法人博侑会 吉岡医院
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高齢者肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチン

2014年10月17日

2週続いた台風も去り、
秋らしい晴天が続いています。
過ごしやすい季節になりました。

その反面風邪の患者様が多くなっています。
朝晩の冷え込みにご注意くださいね。

さて10月から開始されました、
高齢者肺炎球菌の定期接種ですが、
該当の方には京都市から通知が来ていると思います。

当院にもすでに接種を受けに来られています。
肺炎球菌ワクチンは5年に1回の予防接種ですので、
該当する方もこれから5年間に1度きりです。

 

自費で受ける場合の半額以下で接種できますので、
(京都市は4000円)
機会を逃さないようになさって下さい。

また肺炎は冬場に多くなりますので、
今年の冬を乗り切るためにも、
是非早めの接種をお勧めいたします。

またインフルエンザの予防接種も始まっております。
こちらは毎年冬のインフルエンザシーズンに合わせ、
年1回接種する必要があります。

肺炎球菌ワクチンが効果が約5年に対し、
インフルエンザワクチンの効果は3-4か月だそうです。
こちらは流行する前に接種するのが効果的です。

 

高齢者のインフルエンザは、
免疫力の関係でしばしば肺炎を合併することがあり、
その場合入院が必要となることもあります。

インフルエンザの重症者の中には、
肺炎球菌感染が同時に起きている例が、
多数報告されています。

従ってインフルエンザに合併した、
肺炎球菌感染症の重症化対策としても、
肺炎球菌ワクチンを接種することが推奨されています。

つまり、65歳以上の方で、
今年肺炎球菌ワクチンの該当される方は、
インフルエンザと肺炎球菌両方のワクチンを接種して下さい。

 

では両方接種する場合、
インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの、
どのように接種すればいいのでしょう?

いずれのワクチンも不活化ワクチンに該当しますので、
通常6日以上の間隔を開ければ、
続けてワクチンを接種することが可能です。

また医師が特に必要と認めた場合は、
同時接種も可能になります。
その際は右腕と左腕など別々の部位に接種します。

副反応のこともありますので、
特にお急ぎでなければ、
1週間ずつ接種することでいいのだと思います。

順番は特に決まっていませんので、
今なら肺炎球菌ワクチンから、
インフルエンザの時期になれば、
インフルエンザワクチンから接種するといいと思います。

タイミングを外さないようにしてください。

当院でも実施しておりますので、
接種ご希望の方は、
事前に電話でご予約ください。


先日エレベータ会社の方が2人お見えになり、
はじめに名刺をもらったうちの1人が、
高校の同級生と同姓同名でした。

でもその方が私の同級生でないのは確かでした。
その方は男性で、
私の同級生は女性だったからです。

同姓同名と言っても、
正確に言うと漢字が全く一緒で、
読み方が違いました。

漢字のみでは一般によくある女性の名前でしたが、
読み方を訓読みにすることで、
名前で呼ぶと確かに男性かなと思いました。

どうでもいいことですが、
その同級生の女の子とは、
一時期仲良くしていたこともあり、

ふと、
「今ごろどうしているのかな?」
と思ったりしました。

そんな同姓同名のエレベータ会社の人が、
面会の約束なしで突然来られたのです。
いったい何の用事でしょう?

その方がおっしゃるには、
当院に設置されているエレベーターの型が古くなり、
部品の供給が近々なくなりますとのこと。

 

「モーターと基盤の交換が必要です。」
「いくらぐらいかかるのですか?」
「おおよそ700くらいかと・・・。」

「700・・・?、単位はウォンでしょうか、ペソでしょうか?」

「万円です。」

「・・・そうですよね。」

正直、額の大きさに、
驚きすぎて言葉になりません。

「交換したらどれくらいもつのでしょうか?」

「あと20年は持ちます。」

「へ~」 (無気力)

どこの世界に部品の交換で、
車3台分の費用が必要となる話があるのでしょう?
アポなしで簡単に言わないでほしいものです。

当院にはかつて病院だったころの、
寝台が入る大きなエレベータがあります。
○菱電機製ですが普段はほとんど使いません。

しかし、
運用上全く止めることもできませんので、
部品の交換以外は道がなさそうです。

供給停止まで4年猶予があるとはいえ、
どのようにしてそんな高額の資金を捻出するのか、
しばらく放心状態でした。

先日コピー機の契約で、
白黒1枚のコピー代を0.1円単位で交渉していたのが、
むなしく思えてきます。

言うまでもなく、
せっかくの高校時代の楽しい思い出も、
すっかりかすんでしまったのでした。