2025年7月17日
梅雨明け後とは思えないような激しい雨が続いています。
ニュースでは各地の冠水被害が報じられ、
京都市内でも毎日のように警報級の雨に驚かされる日々です。
不安定な気候ですが、
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか?
体調を崩しやすい時期です。
くれぐれもご無理のないようお過ごしくださいね。
私たちスタッフ一同も体調管理に気をつけながら
日々の診療にあたっております。
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さて、今日は8月のお盆休みに予定している、
院内リニューアルのお知らせをお届けいたします。
今年の吉岡医院の夏季休暇、
例年より少し長めにいただきます。
カレンダーの並びから例年通り、
13日(水)~16日(土)をお盆休みとすると、
12日(月)だけが診療日になるという微妙な日程になります。
「その1日だけ診療するのも、正直ありがたい」とのお声もあり、
「長いこと休むんやね」とおっしゃる方もおられます。
私自身も迷いましたが、日ごろの長時間労働の疲れもあり、
またスタッフの健康と働きやすさも大切です。
そのため、今年は思い切って12日も休診とし、
8日間の夏季休暇とさせていただくことにしました。
こんなに長く休んで医院は大丈夫だろうか、
スタッフはみんな戻ってくるだろうか、
「モームリ」※から電話がかかってこないだろうか。
色々不安もあります。
皆さまにはご迷惑をおかけいたしますが、
どうかご理解いただきますようお願い申し上げます。
そこでそのお休み期間を利用し急遽、
当院1階待合室のリニューアルを行うことにしました。
この連休を逃すと当分まとまった休みはありません。
実は、前回のリフォームは2011年8月。
その時のブログの記事があります。
私が吉岡医院に入職した翌年で、
東日本大震災から半年後の大変な時期でした。
気づけばもう14年が経過していました。
ソファーや壁、床にも年季が入り、
「そろそろ時期かな」と考えていたところでした。
今回の改装に踏み切るもう一つのきっかけ。
それは今年4月に当院の小児科が終了したことです。
これまで待合には、
お子さん向けの小さな机やカラフルなイスが置かれ、
ポップで親しみやすい空間となっていました。
これはこれで特に悪い空間ではなかったのですが、
当院は今後、内視鏡検査や生活習慣病など、
大人の患者様が中心のクリニックへと歩んでいくことになります。
そこで私たちは、
「今の吉岡医院に合った待合空間ってどんなだろう?」
と考えました。
そしてたどり着いたのが、
落ち着きと癒しを感じられる待合室です。
具体的には、以下のようなポイントを意識しています。
・ゆったりと腰かけられる一人掛けの椅子を複数配置
・木目調の床と壁を基調とした、温かみのある内装
・グリーンや植栽を多く取り入れた、癒しを感じられる演出
当院が目指すのは、
ただ“待つ”ためのスペースではありません。
患者様がほっとできる空間になればいいなと思います。
日々忙しい時間をやりくりしながら通院してくださる皆さま。
中には診察前の緊張や不安を抱えて来られる方もいらっしゃいます。
そんな方々が少しでも心落ち着けるように…
そのような思いを込めています。
お盆前後には、駐車場の新設も控えており、
医院全体として「より通いやすく」を目的に、
ちょっと生まれ変わる夏になります。
2025年の夏は、私にとっても、医院にとっても、
ひとつの節目、そして新たなスタートになりそうです。
果たしてうまくいくのか。
患者様に喜んでいただけるのか。
期待と不安が交錯します。
ただ患者さんのために何ができるか、
その問いに真摯に向き合って、
今回のリニューアルを決めました。
どうか楽しみにしていてください。
そしてリニューアル後、
ぜひ感想をお聞かせいただけるとうれしいです。
新しくなった吉岡医院で、
皆さまをお迎えできる日を楽しみにしています!
吉岡医院 吉岡幹博
*退職代行サービス