2026年1月7日
皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
ご家族でゆっくり過ごされた方、
お仕事だったという方もおられるかもしれません。
私は年末年始を利用して、
家族とともに北陸の温泉へ出かけてきました。
新年はあいにくの積雪となりましたが、
今回は電車での移動でしたので、
大きなトラブルもなく無事に帰ってくることができました。
雪景色の中の温泉は、
やはり日常とは違う時間の流れを感じさせてくれます。
慌ただしい一年を振り返りながら、
心と体を少しリセットできたように思います。
年賀状についても、
出す方、いただく方ともに年々少なくなってきました。
少し寂しさを感じる一方で、
これも時代の流れなのだろうと、しみじみ感じます。
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さて、今年はどのような一年になるでしょうか。
2026年は、
2年に一度の診療報酬改定の年にあたります。
医療機関にとってこの改定は、
その後の2年間の経営に直結する、
非常に重要な節目となります。
この10年以上、
診療報酬は実質的に据え置かれたまま、
その一方で、制度だけは年々細かく、複雑になってきました。
最近では、
「職員の給与アップにしか使ってはいけない診療報酬」など、
正直なところ理解に苦しむ制度も少なくありません。
また、制度を利用するために、
本来の診療とは直接関係のない書類作成や管理業務に、
多くの時間と労力を要するものもあります。
人手の限られた個人医院では、
とてもすべてをこなしきれないのが現実です。
その結果、
国が「診療報酬を増やした!」と言っても、
実際には負担のほうが大きく、
申請を断念するケースも少なくありません。
これまでは4月1日からの改定が原則でしたが、
制度設計の複雑化により、
前回改定からは6月施行へと変更されました。
今回はどのような内容になるのか、
どんな準備が求められるのか、
少し緊張しながら情報を待っている状況です。
とはいえ、
制度がどう変わろうとも、
当院の基本姿勢はこれまでと変わりません。
少しでも皆様のお役に立てるよう、
日々の診療を丁寧に積み重ねていきたいと考えています。
個人クリニックという枠を超えた医療を、
地域で実現できればと考えています。
その思いを胸に今年も取り組んでまいります。
昨年4月から新たに始まった
糖尿病・内分泌内科につきましても、
徐々に地域の皆様のお役に立てる場面が増えてきました。
患者様からの反応を通じて、
この診療体制が少しずつ根付いてきていることを実感しており、
私自身も大変嬉しく思っています。
医療を取り巻く環境は、
今後も決して楽なものではないと思われます。
それでも、地域のかかりつけ医として、
皆様の健康を支える存在であり続けられるよう、
スタッフ一同、力を合わせて努力してまいります。
今年一年が、
皆様にとって実り多く、
そして心身ともに健やかな一年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
吉岡医院 吉岡幹博